営業制作部第一課 次長
森田 和広
営業制作部第一課 係長 帰山 寛司
2003年 入社
2013年 営業制作部第一課 主任
2025年 営業制作部第一課 係長
イベントの床施工とは、CM発表会でレッドカーペットを敷いたり、ホテルでの企業主催イベントでカーペットを敷いたりといったものです。規模も場所もさまざまで、イベント当日に施工してその日のうちにイベントが終わるものもあれば、数日間や1カ月続くイベントもあります。また、展示会用の建物と違って、下地もさまざまです。例えば、大理石の上やワックスのかかった床の上にカーペットを敷く場合もありますし、剥がれやすい屋外でレッドカーペットを敷かなくてはならない時も。それら床の素材によってテープの粘着力を変えたり、材料を切る時にカッターで床を傷つけないようにしたりと、床施工にはより気を遣います。そうした中でも、どういう貼り方がキレイに見えるかをお客様と話し合いながら、最良のご提案をしています。
現在、イベント施工は月に20〜30件をこなしています。依頼が入るのは、早くて2カ月〜1カ月前。小さい規模の場合は、2週間前に連絡が来ることもあります。現場の図面に使いたい材料やつくりたいイメージが書き込まれて届くので、それに合わせて材料を発注し、作業員を手配します。オフィスなどの一般内装と違うのは、施工当日に搬入を済ませて、はじめて現場を確認できることです。事前にお客様からいただく情報で想定はしているものの、用意したテープで大丈夫かどうかを実際の現場で確認します。問題がなければ、床施工に入りますが、あとは時間との戦いです。イベントは開始時間が決まっているため、施工が遅れるわけにはいきません。また、床施工を最初に行うことが多い展示会と違って、造作工事や電気工事が一緒に入ることもあるので、他の企業と段取りを話し合いながら効率よく進めることも重要です。そうして短い時間の中でも、現場をキレイにしっかり収める。「現場ごとのベスト」を尽くすことが、次の仕事につながっていると思っています。
施工当日まで現場を見ることができないため、実際に蓋を開けてみたら、事前の情報と全然違うということも多々あります。特にイベントは、場所も環境も毎回違って当たり前です。だからこそ、あらゆるリスクを予測して準備しておくことを徹底しています。イベント施工で重要なテープはいろんな種類を用意していきますし、図面と実際のサイズが違うこともあるので材料も予備を考慮しています。それは、実績と技術を積み重ねてきたインテリアニシダだからこそできる強みの一つです。さらに、リスクヘッジをお客様に伝えることで安心してもらえますし、事前の準備を万全にしているからこそ、予想外のことが起きても対応できます。そうした現場の対応力は、プロフェッショナルとして常に心がけています。
「現場ごとのベスト」を実現するというのは、昔からずっとニシダの根底に流れていることだと思いますし、それがしっかり受け継がれていることも感じています。かつてはハードな現場も当然のようにありましたし、現場はまだ職人気質が残っている部分もあるんです。自分自身、仕事は見て覚えろという環境で育ってきました。ただ、時代の流れとともに変わってきたと思うのは、ニシダにかかわるすべての人の幸せをVISIONで掲げていること。社員だけでなく、お客様、職人さん、アルバイトも含めて、すべての人のことを考えるという点には大きな変化と可能性を感じています。ハードな現場を一緒に乗り越えることで生まれる団結力もあるとは思いますが、社風としてチームワークの良さは確立されている。これからは、時代の変化とともに自分も後進の育成をする立場になっていることを自覚し、会社としての成長に貢献したいと思っています。